昨日は、『リュック・フェラーリ ある抽象的リアリストの肖像』を見るために、
渋谷のUPLINKに行ってきた。つまりオープニングイベントに参加したのだ。 このフライヤーや予告編を見てしまうと、行かなきゃいけないでしょ。 ジョン・ケージ以後の「異端」音楽家、音響系のカリスマとも呼ばれているらしい、 ジョン・ゾーン、ジム・オルーク、大友良英などなどに敬愛されているらしい音楽家・ リュック・フェラーリを、「カリスマ」ではなく「人」として見つめつづけた映画。 @@@@ 僕は、フェラーリさんの音楽を聴いたことがなければ、名前さえも知らなかった。 “「異端」音楽家、音響系のカリスマ”という言葉に、単純に釣られて(笑)、 見たのだけれど、“「カリスマ」ではなく「人」として見つめつづけた”だけに、 「うん、ただの(ちょっとおしゃれな)おじいちゃんだ」というのが正直な感想。 アーティストは、アーティストである前に一人の人間だ。 だけど僕達は、アーティストだからという先入観(期待)フィルターを通して、 ついつい見てしまうのだけれど、そうじゃないってことでしょうか。 そうであって、そうじゃないってことですね。 @@@@ 高橋悠治さんなどが参加したトークショーや、フェラーリが撮った 大いなるリハーサルシリーズ「ヴァレーズ礼賛」などの感想は、つづく...
by smpinkd
| 2006-03-26 12:13
| 音楽
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