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ATAK NIGHT 2(感想)
ということで、昨日、ATAK NIGHT 2 に行ってきました。
予約を取っておきながら、寒風の中で30分も待たせ、しかも会場は寿司詰め状態。。
う〜ん、始まる前からアマチュアリズム全開という感じ。

ATAK NIGHT 2(感想)_b0061201_157541.jpg
ライブな写真(笑)です。中央が高橋悠治さん。って分からないか。

僕は、最後の渋谷慶一郎さんチームは見ずに帰ったので、
まあ、何とも言えないところはあるのだけれど、なかなか苦行的な経験だった。

悠治さんのチームは、僕の見た4組の中では群を抜いてよかった。
それでも、60点くらい。他のは30点くらい。

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僕はこういう電子音楽、実験音楽に理解のない方ではないけれど、
このイベントは「やばい」と思った。(褒め言葉の「やばい」ではない)



 
やっている演奏者も、聴いているオーディエンスも仏頂面。

頬杖をつきながらPowerBookを見つめる演奏者、
ただ立ちつくすオーディエンス。

実験するのは大いに結構なことだけれど、見せることを前提としているのなら、
もう少し聴かせて欲しいし、エンターテイナーになっても欲しい、そうでなくとも、
もっと「魅せる」ことは必要だと思う。(映像にも工夫が皆無だし)

もちろん見た目に面白い、例えば、スピーカーユニットの上にアルミ箔、
つまようじなどを直接置いて、その振動によって音を出したり、
ギターを定規や刀で弾いたりする演奏もあったけど、
出ている音が「さほど」おもしろくない。。

何より、見ている姿勢がつらい。寿司詰め立ちっぱなし状態で2時間。
トイレに行くのも一苦労。いや二苦労。ホント、何のために予約取ったんだ?
多くの人に見せたい・聴かせたいのは分かるけど、入場制限しましょうよ。

こういう文化系の集まりには、体育会系の人間が絶対に必要だ。
と、僕はまた思うのでした。(ちゃんと仕切ってくれる人ね)

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そして、彼らが「新しいことは素晴らしい」という神話に
縛られているような気がしてならない。
by smpinkd | 2006-03-15 15:41 | 音楽
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