ということで、昨日、ATAK NIGHT 2 に行ってきました。
予約を取っておきながら、寒風の中で30分も待たせ、しかも会場は寿司詰め状態。。 う〜ん、始まる前からアマチュアリズム全開という感じ。 ライブな写真(笑)です。中央が高橋悠治さん。って分からないか。 僕は、最後の渋谷慶一郎さんチームは見ずに帰ったので、 まあ、何とも言えないところはあるのだけれど、なかなか苦行的な経験だった。 悠治さんのチームは、僕の見た4組の中では群を抜いてよかった。 それでも、60点くらい。他のは30点くらい。 @@@@ 僕はこういう電子音楽、実験音楽に理解のない方ではないけれど、 このイベントは「やばい」と思った。(褒め言葉の「やばい」ではない) やっている演奏者も、聴いているオーディエンスも仏頂面。 頬杖をつきながらPowerBookを見つめる演奏者、 ただ立ちつくすオーディエンス。 実験するのは大いに結構なことだけれど、見せることを前提としているのなら、 もう少し聴かせて欲しいし、エンターテイナーになっても欲しい、そうでなくとも、 もっと「魅せる」ことは必要だと思う。(映像にも工夫が皆無だし) もちろん見た目に面白い、例えば、スピーカーユニットの上にアルミ箔、 つまようじなどを直接置いて、その振動によって音を出したり、 ギターを定規や刀で弾いたりする演奏もあったけど、 出ている音が「さほど」おもしろくない。。 何より、見ている姿勢がつらい。寿司詰め立ちっぱなし状態で2時間。 トイレに行くのも一苦労。いや二苦労。ホント、何のために予約取ったんだ? 多くの人に見せたい・聴かせたいのは分かるけど、入場制限しましょうよ。 こういう文化系の集まりには、体育会系の人間が絶対に必要だ。 と、僕はまた思うのでした。(ちゃんと仕切ってくれる人ね) @@@@ そして、彼らが「新しいことは素晴らしい」という神話に 縛られているような気がしてならない。
by smpinkd
| 2006-03-15 15:41
| 音楽
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||