秋山邦晴,著『現代音楽をどう聴くか』を読み終えた。
あとがきにも書いてあるけど、この本は「名曲解説辞典」ではない。 1960〜1973年の間に、秋山さんが、雑誌や演奏会プログラム、 レコードの解説として書かれたものを集めたのが、この本。 佐々木敦さんが、『テクノ/ロジカル/音楽論』のなかで、 日本語で書かれたクセナキス紹介のもっとも優れた論文であると書かれていたので、僕は絶版であるこの本をがんばって探し、手に入れ、 読んだのだけれど、実に示唆に富んだ(しかも愛のある)素晴らしい批評群だった。 佐々木さんは、秋山さんのことを色んな意味でリスペクトしているのだろうな。 @@@@ がんばって探したというのは嘘で(笑)、 本当は、スーパー源氏で探したのでした。便利な世の中です。 明日は、「ストラヴィンスキー論」について書く予定。
by smpinkd
| 2006-02-07 00:40
| 音楽
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