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秋田道夫さんのブログ「Whiteboard」にて、
マーカス・デュ・ソートイ,著『素数の音楽』について触れていただいたので、 まだ読んでいる途中だけど、ちょっと書いてみようと思う。 この本は、 「まるで秩序がなくでたらめで、次の数がどうやって決まるのかは予測不可能」 に見える「素数」に何らかの法則性があるのではないかと挑む数学者達の 挑戦を描いたものだ(と思う)。それはとても刺激的でエキサイティングなこと。 2000年にも渡る数学者達の多様な視点に、本当にゾクゾクする。 秋田さんのセミナーで聞いた"おばけ煙突"の話をちょっと変えて説明してみよう。 目の前に数十本の煙突が見える。それらは、規則性なく乱立しているように見え、 見る角度によって見える本数も違う。つまり、煙突の本数、全体像が掴めない。 それを、例えば、視点を上空に移せば「一目瞭然!」分かっちゃうわけだ。 これはあくまでも喩えで、現実はもっともっと複雑な思考を必要とするのだけれど、 数学者達はそういう"上空の視点"を探しているのだ(と思う)。 @@@@ そして「素数」に対する数学者達のユニーク且つ革新的なアプローチは、 僕の「デザイン」に対する新たな視点への獲得に繋がる(予定)。
by smpinkd
| 2006-01-05 00:55
| デザイン
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