ようやく一段落したので、イサム・ノグチ庭園美術館について書こう。
(行ったのは、もう3週間も前になるのか) 近くの石置場。庭園美術館ではありませんよ。 ニューヨーク、イタリア、日本にアトリエを持っていたノグチさん。 その日本(香川県牟礼)にあったアトリエとお家を、 彼の死後(出来るだけ)そのまま保存しているのがイサム・ノグチ庭園美術館だ。 ここはちょっとハードルが高い。色んな意味で。 まず、往復葉書を出して予約申込みをしなければいけない。 そしてアクセスが悪く、さらに撮影禁止で、しかも入れないところが多い上に、 『イサム家周辺・彫刻庭園』、『アトリエ・展示蔵』と各15分ずつくらいしか見れない。 これは、ノグチさんのサインだそうです。 見学するときに、このシールを見えやすいところに 貼っておかなければならない。色違いもあり。 「イサム・ノグチっていいよね」くらいの人は行かなくてもいいと思う。 僕は、AKARIを愛用していて、モエレ沼公園にもとても感動したけれど、 ここはレベルが違う。生きたアートじゃなくて遺跡的だ。 タイミングが悪く、本来はここのあの場所にある(現在は東京都現代美術館にある) ≪エナジー・ヴォイド≫がなかったのが、自分的評価にかなり響いた。 代わりに、何分の一だかのノグチの作った模型が置いてあったけど。←普段は未公開! 一番ビビッと来たのは、縞々の円だったな。はぁ。 (石の川から見る彫刻庭園も美しかった) @@@@ 興味深かったのは、このアトリエ周辺だけ道や川が舗装されてなかったこと。 道は土で、川は石が積上げてあった。こういうところにコダワルのだな。
by smpinkd
| 2005-10-14 22:03
| アート
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