昨日探していた本というのは、この「d long life design」のこと。
D&DEPARTMENTが刊行した48ページA5サイズの小冊子。 タイトルにある通りロングライフデザインについてのまじめな内容で、特に、坂紘一郎さんへのインタビュー『合理のロングライフ 非合理のロングライフ』はふへーという感じで勉強になった。 そう、内容はよかった... でも、僕はこの本自体のデザインには納得がいかない。 ナガオカケンメイさんのデザインで文字が大きいのには驚いたし、 それが、可読性に貢献していると思うが、段組が各内容によってバラバラなのには疑問だ。 各内容の終わりが唐突なのもどうかと思う。(普通はこれで終わりってマークがある) まだ次のページに続きがあると思いながらページをめくると、違う内容が待っている。 これじゃ息継ぎせずに、歩幅が毎回違う階段を上っているような気分だ。 これがナガオカ氏の言う「なるべくデザインしないで小冊子をつくる」ということなのか? と言ってみる。
by smpinkd
| 2005-02-06 22:10
| デザイン
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